平和なロサンゼルスの街に突如飛来した、“巨大隕石”と思しき謎の物体。その様子を唖然と見上げるだけの人間たち。しかし、すでにそこには地球外からやってきた謎の生命体が降り立っていたのだ。奴らは、なぜこの地球にやってきたのか？その驚愕の目的とは？これは、人類征服に向けたプロローグなのか！？

未確認飛行物体の出現現場に偶然居合わせ、アブダクションされたNASAの若き天才科学者。その間の記憶が消されている彼は、自身と同様、地球外生命体と遭遇した体験を持つ女サラ、そしてコンピューター通信の天才的ハッカーと共に、地球外生命体が現れた謎の真相究明に挑む。スピードバイクを操るAIロボットを駆使した秘密組織の容赦ない追撃をかわしながら、一歩づつ謎を突き詰めていく姿は、手に汗握る緊迫の連続！

国連の1機関として極秘任務のあたるISRP（国際宇宙調査プログラム）警察と呼ばれる秘密エージェント。中米コスタリカの極秘地下巨大施設を拠点にAIロボットを操り、未確認飛行物体(UFO)事件の隠蔽工作に奔走する彼らが、地球外生命体の存在を知ってしまった主人公たちを追い詰める。先頃、米国防総省が正式公開した海軍カメラが捉えた「未確認航空現象」映像の事案などを考えても、このような組織の存在が完全にフィクションであるとも言い切れぬような恐ろしさが、ここにある！！

『パシフィック・リム』『トロン：レガシー』などの大作で3Dアニメーションパートのビジュアルクリエイトに携わる一方、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『ゲーム・オブ・スローンズ』といった超人気TVシリーズのタイトルデザインを手掛け、エミー賞を受賞の実力者エリック・デミューシー。短編ファン・フィルム『スター・ウォーズ：ザ・ニュー・リパブリック・アンソロジー』を監督した事も話題に。本作でもその卓越したビジュアルセンスが遺憾なく発揮されている。