教誨師  きょうかいし

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教誨師 / きょうかいし
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死刑囚6人との対話が始まる。

”教誨師(きょうかいし)”とは、受刑者に対して道徳心の育成、心の救済につとめ、彼らが改心できるように導く人。独房で孤独な生活を送る死刑囚たちと心を通わせ苦悩し葛藤する主人公の物語。

昨年惜しくも急逝した大杉漣(おおすぎ・れん)、最初のプロデュース作にして最後の主演作。大杉は、その膨大なセリフ量とユニークな内容ゆえ、「役者にケンカを売ってるのかと思った」と評したオリジナル脚本を見事に体現、複雑な人物像を圧倒的な存在感で演じきった。死刑囚役に光石研(みついし・けん)、烏丸せつこ(からすま・せつこ)、古舘寛治(ふるたち・かんじ)といったベテラン俳優や、映画初出演となる玉置玲央(たまおき・れお)。監督、脚本は死刑に立ち会う刑務官を描いた『休暇』や『アブラクサスの祭』の脚本、『ランニング・オン・エンプティ』の監督、佐向大(さこう・だい)。

 

エグゼクティブプロデューサー:大杉漣、狩野洋平、押田興将/プロデューサー:松田広子
撮影:山田達也/照明:玉川直人/録音:山本タカアキ/美術:安藤真人
監督・脚本:佐向大
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佐伯保(教誨師):大杉漣
高宮真司:玉置玲央
野口今日子:烏丸せつこ
進藤正一:五頭岳夫
小川一:小川登
鈴木貴裕:古舘寛治
吉田睦夫:光石研
佐伯健一:青木柚
佐伯保(子供時代):杉田雷麟
     
プロテスタントの牧師、佐伯保。彼は教誨師として月に2 回拘置所を訪れ、一癖も二癖もある死刑囚と面会する。無言を貫き、佐伯の問いにも一切応えようとしない鈴木。気のよいヤクザの組長、吉田。年老いたホームレス、進藤。よくしゃベる関西出身の中年女性、野口。面会にも来ない我が子を思い続ける気弱な小川。そして自己中心的な若者、高宮。佐伯は、彼らが自らの罪をしっかりと見つめ、悔い改めることで残り少ない “生” を充実したものにできるよう、そして心安らかに “死” を迎えられるよう、親身になって彼らの話を聞き、聖書の言葉を伝える。 しかし、意図せずして相手を怒らせてしまったり、いつまで経っても心を開いてもらえなかったり、苦難の日々が繰り返される。それでも少しずつ死刑囚の心にも変化が見られるものの、高宮だけは常に社会に対する不満をぶちまけ、佐伯に対しても一貫して攻撃的な態度をとり続ける。死刑囚たちと真剣に向き合うことで、長い間封印してきた過去に思いを馳せ、自分の人生とも向き合うようになる佐伯。そんな中、ついにある受刑者に死刑執行の命が下される……。
 
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教誨師  きょうかいし
 

【DVD】
発売日: 2019年4月2日(火)
品番:IM19-0912

邦画 / 114分 / 日本 / 2018年 / 音声:日本語(5.1chサラウンド) / カラー / 16:9スタンダード(一部、ヴィスタ)ビスタ / 片面1層 / MPEG-2 / 特典:劇場予告編

 

 

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