『スター・ウォーズ』シリーズのアナザー・ストーリー、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』劇場公開から早1年、ついにSWシリーズ最新作『スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』が、2017年12月世界同時公開が迫ってきた。『ローグワン』で再び脚光を浴びた、銀河系最大の悪役“ダース・ベイダー”。本作映画では、「スター・ウォーズ」シリーズEpisode4~6で、ダース・ベイダーの初代スーツアクターを演じた“デヴィッド・プラウズ”にフォーカスをあてた衝撃のドキュメンタリーである。当時、彼が撮影期間中に製作陣とのトラブルが原因で、Episode6におけるベイダーがルークに自分が父親である事を告白する(本映画のタイトルでもある、ベイダーの名台詞“I am your father”を発する)名シーンを演じる事が出来なかった事は、ファンの間でも知る人ぞ知るエピソードだが、本作でその当時の状況がデヴィッド自身によって赤裸々に語られている。少年時代から“ダース・ベイダー”を愛してやまなかった、SWの熱狂的ファンでもあるマルコス・カボタ監督が、自ら、当時のSWスタッフ・キャスト等に取材を敢行し、デヴィッドとルーカスフィルムとの関係がこじれた経緯を検証し、当時一体何があったのか?その真実を探求していく。しかし、本映画は単なる事実検証ドキュメンタリーではない。デヴィッドが名シーンでダース・ベイダーを演じるべきだったと考える熱烈なSWファンはいまだに多く、そのファンの為にも、そして何よりデヴィッド・プラウズ自身の為に、彼が失った栄光を取り戻そうと様々な思いをのせた壮大なプロジェクトが動き出していく―。