これはフィクションではない！台風や地震、最近は雪害も起こるなど世界的に自然災害が猛威をふるっている。もはや自然災害の恐怖は誰の身にも起こりうる。本作では、山道を走行中に突然の土砂崩れに遭い、車ごと土砂に生き埋めになってしまった男の決死の脱出劇を息詰まるほどの緊迫感が溢れるドキュメンタリータッチで克明に描いていく！本作最大の見どころは、これまでの不条理シチュエーション・スリラーには無かった、誰の身にも起こりうる災害シチュエーションによるリアルな恐怖！まさに、感情移入を超えた“恐怖の体感移入”効果を生み出している。地上と完全に遮断され、時間の経過と共に、人間の精神状態が崩壊していく様は、もう他人ごとでは無い！酸欠により朦朧とする意識の中、窒息死、餓死、そして迫り来る土砂による圧死の恐怖に耐えながら、それでも救助を信じ、男は車内に残された道具を使い延命サバイバルを試みる。しかし、希望が絶えた時、男は究極の選択に出る！はたして、男の運命は―。断崖に挟まれた青年の生死の選択を描いた極地シチュエーション・スリラー「127時間」の面白さに、大ヒット密室・スリラー「リミット」の人気要素に加え、誰にも起こりうる災害リアルシチュエーションの相乗効果で恐怖感はＭＡＸ！！ここで描かれるようなリアルな災害に遭遇した場合に備え、サバイバル・ハウ・トゥ映画としても本作は必見だ！！