インターフィルムが2010年夏にリリースし、スマッシュヒットしたテロリストの光と影を描いたドン・チードル主演「トレイター」から3年。今夏に放つのは、テロ事件が日常化しつつあるイギリス・ロンドンを舞台に、無差別テロの撲滅に向け政府諜報機関に雇われたシークレット・エージェントが活躍するアクション・サスペンス!!
その主演のエージェント役を演じるのは、イギリス生まれの個性派俳優“ショーン・ビーン”。かつて『パトリオットゲーム』『007 ゴールデンアイ』で悪役アクション俳優として大ブレイク、その後は『ロード・オブ・ザ・リング』、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、『白雪姫と鏡の女王』など、ハリウッド・アドベンチャー大作での活躍が目覚ましい彼にとって、久方ぶりのアクション映画への復帰作は、ファンのみならず絶対に見逃せない作品だ!!
そして、本作の見所ポイントは、タイトル「クリーンスキン」が暗示するテロ背景の真実にある。
「クリーンスキン」とは、前科の無い者を意味し、本作でもイギリス国民として生きてきた普通の若者(=クリーンスキン)が、あるきっかけで人生の歯車が狂い出し、テロリストへと変貌してしまう恐怖を克明に描いていく。
妻をテロで失い、復讐の念に燃えるエージェントと育成されていくテロリスト―それぞれの視点から複雑に揺れ動くヒューマニズムが重厚に描かれ、サスペンスドラマとしても群を抜いたクオリティ映画だ。ライトな対テロリスト映画とは明らかに違う衝撃問題作として本作は世界中で大絶賛された。テロの裏側に有る真実をも考えさせられる、観る者のハートを直撃する本格派アクション映画である!! |