原題は、『Beauty and the Beast (美女と野獣)』を連想させる『Beauty and the Least』。本作に登場するベン・バンクスは、けして“野獣”の様相とは程遠く、大学の卒業を間近に控え将来を不安視する若干気弱で内気なダメ男。そんなさえない男が、街で見つけた美女に一目惚れし、恋を追いつつ一人の男として成長していく物語。少しずつ彼女との距離を縮め、ようやくガールフレンドまで発展するが、ある日、彼女が隠していた過去を知ってしまい、２人の恋仲はフェードアウトしてしまう…。しかし、彼女を失って初めて知った“人を愛する気持ち”が、これまでのダメ男を大人の男に変えるのであった―。

本作ヒロイン役のミーシャ・バートンは、海外ＴＶシリーズ『The O.C.』で一躍ブレイク。トップモデルとしても活躍する彼女は、女性ユーザーからの支持は厚く、本作では若気の過ちに苦しみつつも社会を強く生きようとする光と影を持つヒロインのハマり役を演じている。本作の最大の面白さは、この主人公達２人の身近でリアルなシチュエーション。まさに、現代を生きる若者たちが日々抱える悩みを代弁したような人物像＆ドラマ設定は、とても感情移入しやすく、男女それぞれの目線で思わず２人を応援したくなること必至で、観ている側を元気付ける痛快ラブコメディ映画です！等身大の主人公達が抱える悩みが吹っ飛ぶような爽快なエンディングが、とてもスッキリ気持ちのいい青春ラブ・ストーリーをお届けします！！