具合が悪くなった母親を見舞うため、仕事に忙しい旦那:ポールを無理に誘い、都市から離れた森の中の一軒家に住む両親の元にやって来たクレア(レニー・ウィルナー)。
父親は明るく出迎えてくれたのだが、母親の具合は思った以上に悪く、寝たきり状態になっていた。
そして彼女を不安にさせたのが、最近になって両親の家の周囲を、深い霧が覆い始め、野鳥が次々と怪死しているという父親の話だった──。
その夜、寝たきり母親はクレアに向かって「彼女が帰って来た。」という謎めいた言葉を告げる。
その言葉にクレアは何か幻覚を見ているかと思い、気にも留めなかった。
一方その頃旦那のポールは、車での買い物から帰り道の途中、白い服を着た薄気味悪い女性に出くわしていた・・・。