最高のスタッフ&キャストで贈るSFドラマ。科学進歩した近未来を舞台に、クローン人間を通して描く、究極の人間愛のかたちとは・・・・。
本作は、国際的に優れた脚本に与えられる“サンダンス・NHK国際映像作家賞2006”を、名匠:ヴィム・ヴェンダースより最高の評価を得て受賞した。ヴェンダースの絶賛は意外な形に表れ、この新しい日本の才能を完全サポートすべく、エグゼクティブプロデューサーとして本作に電撃参加を表明することとなった!
監督&脚本を担当した中嶋莞爾は、本作が長編処女作とは思えない程の計算し尽くされた映像と演出によってそのテーマを世界に問いかけている。
キャストは、意外にも映画初主演となるスーパー・エンターテイナー:及川光博、そして人気・実力ともに邦画界を代表する女優に成長した永作博美、その他実力派の石田えりや嶋田久作らが顔を揃えている。
人間の欲望が消えぬ限り、近い将来、必ずや訪れるであろう人間複製(クローン)の時代。そこに産み落とされた人造のいのちは、結果、人間のエゴによって哀しくむなしく翻弄されていく。いのちとは生きるとは・・・・。人類が有史以来問い続けた根源的なテーマが、クローン時代への突入と共に、我々の前にむきだしとなってあらわれる。 |