チェチェン共和国の完全武装したテロリスト集団が、ノルウェーの首都:オスロにある巨大テレビ局を占拠した。
その場にいたノルウェー人を人質に、そこにあるカメラをジャック。世界中にその存在を誇示し、驚くべき要求(国外への逃亡、投獄されている同士の解放、そして莫大な金)をロシア政府に突きつける。
事件の一報を聞いたノルウェー警察と交渉人は、テロリストに対して交渉を始めるが、奴らの狡猾な交渉術より事態は最悪な方向へと進んでいく。
人質を助け出すため、テロリストの要求受諾を希望するノルウェー政府に対して、ロシア政府は「テロには絶対に屈しない!」という強硬な態度に出る。
遂に恐れていた事態が、オスロ市街地で起ころうとしていた。