白人の支配から抜け出し、民族の和解と統一を求め始めた南アフリカ。
白人支配当時の犯罪は、『民族和解委員会』の聴聞会で、全てを告白すれば恩赦で無罪とされることとなった。
そんな中、元警官:ヘンドリックスの恩赦申請に、黒人男性:アレックスが異議を申し立てる。
政治家であるアレックスは、彼の拷問に屈しなかった事で黒人たちの英雄的な存在になっていた。
弁護士サラ(ヒラリー・スワンク)は、師である老弁護士ベンに請われ、アレックスを助けることに。
彼女はかつてこの地に住んでいたが、黒人と交際した罪でヘンドリックスと上司のムラーに逮捕された過去があった。
アレックスが異議を唱えた理由とは、共に逮捕されその後行方不明になった友人シゼラの行方を突き止めるためであった。
しかしその行動が驚くべき真実を白日の元に晒し、一大センセーションを起すことになるのだった。