第二次世界大戦下の東南アジア・マレーシア。その最前線を行く若き日本兵。彼らの足元を地雷が脅かし、彼らの精神を謎の怨霊が蝕む。果たして彼らは生き残れるのか?「the EYE」のパン兄弟(「ゴーストハウス」で本格的ハリウッドデビュー)に続く新たなるアジアの才能:ケルヴィン・トンが、日本とシンガポール合作で放つ戦争アクション・ホラー!東京国際映画祭でその才能が発掘され、前作「メイド 冥土」はメジャースタジオ:パラマウントがピックアップし、日本公開を果たした。そのケルヴィン・トン監督の待望の最新作が本作である。日本人キャストを自らがオーディションし、あの最も悲惨と言われた東南アジアでの死の行軍を見事に映像化し、見えない怨霊の存在を最大限の恐怖で演出した。さらなる注目ポイントとして忘れてはいけないのが、《日本の戦争》を描いているところ。「男たちの大和」等、日本の戦争映画は昨今希少価値が高く、ユーザーが最も見たがっているジャンル。戦争アクションファンとホラーファンの両DVDコアユーザーにアプローチできる作品である。戦場で若き日本兵が出会ったのは“悪夢”だったのか?それとも日本兵に恨みを持つ“怨霊”だったのか?答えは本作にある。
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