時は、16世紀のヨーロッパ。ヨーロッパ全土は時の権力者同士の争いと、宗教革命の嵐が吹き荒び、各地で争い事が絶えなかった。
そんな時代、マーティン(ニコラス・コスター・ワルデュー)とジョージ(ピーター・マクドナルド)は孤児として育ち、大人になったマーティンは剣に一生を捧げ、一振り必殺の“首切り死刑執行人”の職に就いていた。
もう一人のジョージは、教会に人生を捧げる牧師としての生活を送っていた。
しかし、混沌とした時のうねりによって、剣の達人で処刑人であるマーティンは戦場にかり出され、一方ジョージも宗教革命の嵐に巻き込まれていく。気が付いた時、二人は激しく敵対するそれぞれの陣営に身を置いていた。